灰色ハイジのテキスト

サンフランシスコで働くデザイナーの日記とか考え事とか

メンタルヘルス

新型コロナウイルス後、私が働いている会社ではオフィスをすべてクローズし、完全リモートワークになった。その影響だろうか、メンタルヘルスのケアが前よりも重要になっている気がする。というのも、最近会社のSlackで何度も「mental health」という言葉を見かけたからだ。

「I'm going to OOO tomorrow for a mental health day.(メンタルヘルスのために明日は休みます)」、「I'm unavailable next week to prioritize time with mental health.(メンタルヘルスの時間を大事にするために来週は予定が空いていません)」といった具合だ。こういった内容の休み連絡は、この自粛前のオフィスで働いていた時よりも明らかに増えている。

日本で働いていたときは、精神的な不調を会社に伝えるというのは、なんとなくタブー感があったのだけれど、アメリカではどうやら違うらしい。言葉がもつニュアンスも違うのかもしれないと思い、日英辞書で mental と引くと、mental health day は、仕事を休む日、休日と出てくる。そこで英語で mental health dayを検索してみると、ストレス解消のために戦略的に調整した休みの日と解説している記事を見つけた。

アメリカで働き始めてから、効率的に働くためにも、休むことが大切だというマインドが浸透していることに気づいたのだけれど、これはそのことを表す良い事例かもしれない。

さらに良いなと思ったのは、そのようにメンタルケアのために休むと宣言した人に対して「Thank you for prioritizing your mental health」といったコメントが付くところだ。直訳すると、「あなたのメンタルヘルスを優先してくれてありがとう」となるのだけれど、自分のケアのために休む人に対して「ありがとう」という言葉が出てくるところが素敵な文化だと思う。

サンフランシスコ・ベイエリアで屋内避難命令が出た

先日、3月7日に以下のブログ記事を書いてからサンフランシスコでは大きく事態が変わった。

サンフランシスコ生活の中で起きた新型コロナウイルスにまつわること - 灰色ハイジの観察日記

(表記しているのは現地での日にち)

3月11日

弊社 All TurtlesのCEOより、ワーキングポリシー変更のお知らせがある。

この間までは、家で働きたい人にはWFH (work from home)を許可するというステータスだったものが、自宅で働くことが推奨に変更される。ただしオフィスは空いているので、自宅で働く=カフェで働くならばオフィスを使うようにとのお達し。2週間様子を見て、事態によっては完全に自宅で働くことが強制になるとのことだった。

そもそも、このワーキングポリシーが明文化されたものを見たことがなかったので、今回新たに作ったものだと思うのだが、レベルが1-5まで設定されていてとても分かりやすかった。

新型コロナウイルスを笑っていた同僚も、不安な気持ちを吐露するようになった。アメリカでは本当に何の心配もなく人々が過ごしていたものが、ようやく彼らにも深刻な事態として受け止められたようだった。

3月16日

「サンフランシスコ・ベイエリアに住む人への屋内避難命令」が出た。 これで最低限の買物等を除き、3週間は外出禁止となった。

※ 文字に誤りがあって、正しくは戒厳令。公式のアナウンスではこの言葉は使われていないようで(英語ではmartial law)、戒厳令という言葉が適切かは分からない。Twitterを検索するとつぶやいている人は見かけた。少なくとも公式には「mandatory order(強制命令)」という強い言葉が使われている。

街の様子

今月頭には、マスクをしているのはアジア人くらいだったけど、Whole foods(スーパーマーケット)にいったら、マスクをしている人が多く見受けられた。棚の商品も大分空になっている。

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政府のウェブサイト

政府の公式サイトには、この強制命令に関する情報がとてもよくまとまっている。ニュースサイトで情報を拾うよりも分かりやすい。 sf.gov

Shelter in placeって?

今回ニュースの見出しにも使われていた「Shelter in place」という言葉。初めて聞いたのだけれど、公式サイトに説明があった。

屋内に避難をすることを指す言葉で、生活に必要な場合(病院や食料品の買い出しなど)を除き、自宅に留まることらしい。ウイルスの拡散のピークを遅らせるための措置として実行されたことが書かれている。

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ウェブサイトに書かれている内容

営業が続くもの

  • 市/郡政府のサービス:警察署、消防署、病院/診療所、医療業務、刑務所、裁判所、ごみ/衛生、交通機関、水道、電力、ガス、市役所
  • ガソリンスタンド
  • 薬局 *食料品:食料品店、スーパーマーケット、コンビニエンスストアなど
  • 金物店/配管工
  • 銀行
  • コインランドリー

営業禁止になるもの

  • 飲食店 (ただし、持ち帰りと配達のみ営業可)
  • バーとナイトクラブ
  • エンターテイメント会場
  • ジムとフィットネススタジオ

してはいけないこと

  • どんな規模でも集まってはいけません。
  • ディナーパーティーはできません。 友達を家に招いで遊ぶことはできません。
  • バーやナイトクラブに行くことはできません。
  • ネイルサロンに行ったり、美容室や床屋で髪を切ったりすることはできません。
  • 生活必需品以外の買い物をすることはできません。
  • 公共交通機関や車やバイクで不必要な旅行をすることはできません。

その他、こんな時はどうしたら良いのか、という疑問も事細かにQ&A形式で書かれている。

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  • 運動のために外出しても良い?
  • どんなスポーツをしても良い?
  • 教会に行ってもいい?
  • 現在休暇で対象のエリア外にいるけど、家に帰ることは許されますか? など

ベイエリアらしいと思ったのはこんな質問もカバーされていることだ。

I work for Apple, Google, or another large technology company that provides products and services that the public needs to access critical services. Is my company being shut down?

Apple、Google、または人々が重要なサービスを提供している大手テック企業で働いていますが、会社は閉鎖されますか?

social distancingって?

外へ出るときの注意事項として度々お目にかかるのが「social distancing」の文字。社会から距離をとるという意味で、他人との接触をさけること。気分転換のために外で運動をしたり、散歩をすることは許されているが、その際も人の距離は6フィートあけること、とある。

今の心境

通常のリモートワークであれば、気軽にカフェへ行って気分転換もできるが、今はそれもできない。従業員の安全のために閉めるカフェが多いからだ。連日のように今まで購入したお店から案内のメールが届く。家で働くことは可能とはいえ、少なからずこの状況に気分が落ち込んだり不安を感じている。しかしこの状況下でビジネスを畳まざるを得なかったり、レイオフをしている企業もあると聞く。働け続けられる私はいまとても恵まれた状況だろう。

会社では、リモートワークに関するtipsを共有しあうチャンネルもできた。オフィスではランチが提供されていたので、同僚にランチの時間だよ!と声をかけられランチを忘れずに食べていた。家にいると、つい忘れてしまうこともあるかもしれないので、ランチ時間をカレンダーに入れると良い、というコメントを私は投稿した。

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こんなときだからこそ、食べて、運動して、寝ることはとても大事だと思う。

サンフランシスコ生活の中で起きた新型コロナウイルスにまつわること

3月に予定していた日本出張が、新型コロナウイルスの影響でなくなった。

2月半ば。日本ではすでに新型コロナウイルスが話題になっていて、Twitter上でも海外在住の方がいま日本に行ったら戻ってこれなくなるのではないかという心配をつぶやき始めていた。

同僚に「Are you exciting the Tokyo trip?(出張楽しみ?)」と聞かれたので「コロナウイルスが心配」と伝えたところ、チームのメンバーからは「全然大丈夫でしょ!アメリカではインフルの方が大変だっていうのに」と笑われてしまった。この時はサンフランシスコではちっとも話題になっていなかったのだ。少なくとも弊社では。

それでも翌週になると、PMから「How are you feeling about the travel to Tokyo?」というメッセージがきた。 今だにこのHowから始まる質問文は、何を答えたら良いのか分からず苦手だ。 「どういう意味?」と聞くと「先週コロナウイルスについて心配していたから」とのことだった。

何て返そうかなぁと少し悩みつつ「ウイルスそのものは健康な人は心配しすぎなくても良いのかもしれない。でも私の場合はビザでアメリカに滞在しているので、いま日本に行って事態が変わったら、アメリカに戻ってこれなくなる可能性もあるから、そのことについて心配している」と伝えた。

PMからは「私たちにはない悩みがあなたにはある。ビザとか。一人でも不安な気持ちがある状態で出張を行うのは良くない」という返信が来て、数日後には関係各所とも相談をして、正式に出張がなくなった。 当初はそれでもPMだけは行くという話も出ていたのだが、全社的に国外出張は当面控えることになった。

2月末、3月に入って会社のSlackでも新型コロナウイルスのニュースがシェアされたり、手を洗ったり消毒しよう、といったメッセージが投稿されるようになった。

サンフランシスコのいくつか大きな企業では全社的にWFH(Working from home)を命じているらしい。 弊社でもCEOから全社に連絡があった。箇条書きで、会社の方針や、個々人が気をつけることなどが書かれていたが、項目の一番上に書かれていたのは「Don't worry because worrying doesn't help anything. Do pay attention.(心配は何の役にも立たないので心配するな。注意を払え)」というメッセージだった。 正直なところ連日ニュースを見てはただ気を病むだけで、特にいいことはないなぁという気持ちだったので、トップからこういう言葉が発されるのは大事なことだと思った。

元々WFHやリモートワークには柔軟であったけれど、改めて体調が悪いときには自宅に待機することが言い渡された。 その時「Don't be a hero」と書かれていたのだが、調べてみると、ヒーローは自分自身が傷つきながら戦うことから、自己犠牲を伴って活動するな、という意味らしい。ヒーロー気取りで無理して働くな、というメッセージだった。

健康保険会社からのメール

私が加入している健康保険会社のKaiserからはこんなメールがきた。 手洗い、アルコール消毒は効果的、顔に手で触れない。体調が優れないときは自宅で過ごすこと。といったことが箇条書きで書かれている。内容自体は日本のニュースでもさんざん取り上げられていることだと思うけど、信頼のおける機関からこのように連絡が来ると分かりやすいし安心感がある。

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街の様子

特別いつもと変わりはないけれど、電車に乗っていると「coronavirus」と新型コロナウイルスについて話している声が聞こえてくることがある。アジア人が差別されるというニュースもあったので、正直"コロナ"と聞くだけで私が何か言われているのではないかと思ってしまうこともある。

アメリカでは予防のためにはマスクをしない。他の人にうつさないためにつけるもの、つまりマスクをつけている人は病人であるという認識があるので、マスクなどつけていたらかえって悪目立ちしそうである。マスクをつけるような状況であったら、まぁ家で大人しくしているべきなのだろう。たとえそれが花粉症などであっても。

スーパーでは何故かバナナが売り切れていた。もしかしたら輸入に関しては何らかの影響が出ているのかもしれない。

Eyeo Festival 2019 に行ってきた

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同僚に教えてもらうまで知らなかったのだけれど、アートとテクノロジーのイベント Eyeo Festival というものがある。すぐに売り切れちゃうから、ということで同僚がカレンダーにチケット発売日も入れてくれて、チームメイト数人で行ってきた。ありがたいことに会社がチケット代などをサポートしてくれた。

開催場所はミネアポリス。今回のイベントがなければおそらく行く機会がなかったと思う。

オーガナイザーの記事で、Eyeoの内容について説明するのに箇条書き以外の方法が思いつかない、とあるのだけれど「何々に関するカンファレンス」と言い切れるほど特定のトピックに絞られておらず、とにかくいろんなトピックが混ざっているフェスティバルだった。アート、テクノロジー、データビジュアライズ、ジャーナリズムなどなど。

Walker Art Centerという美術館で行われたのだけれど、登壇会場が建物内の離れた場所に2箇所あって、しかも同時に2つ開催されるため、全部の講演を聞くことは不可能だった。しかし、そのどちらに行ってもハズレがないくらい良い登壇者が集まっていた。

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以下はメモ。

Nadieh Bremer、フリーランスのデータビジュアライゼーションデザイナー。彼女が関わっているプロジェクトのプロセスを紹介してくれたのだけれど、圧巻だった。また、データを見せる際の配色などにも気を配っていて、アウトプットがとにかく美しい。 Why do cats and dogs...? は彼女がGoogleと一緒に取り組んだプロジェクト。多くの猫と犬に関する検索では「Why」から始まるものが多いのだそう。そこで彼女はWhy do(are) cats...の後に続く言葉をビジュアライズして、その結果をインタラクティブに見れるものを作った。Eyeoでは最終のアウトプットに至るまでのプロセスを紹介してくれた。

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Moritz Stefaner、彼もまた圧巻のデータビジュアライゼーションの数々を見せてくれた。また、考えさせられる言葉や投げかけが多かった。

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Grow bigger or grow finer: 発展はただ大きくなることだけじゃなくて、良くなること。

持続可能なデータビジュアライゼーションデザインの原則:

  • Data-driven, user-centric: 1) Build towards actual needs 2) with data people actually care about

  • Own platform, open technologies

  • The real work starts after you are "done"

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Death by Chocolateは3Dプリントで型取って作られた棺のチョコレート。中にはベルギーで最も多い死因が詰められている。

Daniel Shiffman、プログラミングについて教えている人。Eyeoでは観客を巻き込んでのLive Codingをやってくれた。Eyeoで初めて知ったのだけど、めちゃくちゃエンターテイナー!話し方とか盛り上げ方がうまい。帰ってから彼のYouTubeを見たけど教え方も丁寧で分かりやすかった。今回はp5.jsとml5jsで簡単なゲーム作りを行っていた。 Teachable Machineで、その場で観客にぬいぐるみやお菓子を持たせてカメラで撮影したものや、観客の拍手の音を学習させて、それを使ってキャラクターをレースさせるゲーム作ってた。途中エラーがでた時も観客が「ファイル名にスペースが入ってる」って反応して一緒になって作ったり、「大丈夫バックアッププランがある」って言って3分クッキング的に用意済みのコードを持ってきたりとかとにかく飽きない1時間だった。

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Daniel ShiffmanのCoding Train

Lauren Mccarthy、彼女の実験的なアート作品の数々が面白かった。Followerは、フォロワーを増やしたい、知らない人に見られたいという欲求を表現するために、本当のフォロワー=物理的にあなたのことをウォッチする人を提供するサービスにしたアート。LAURENは、人間版Amazon Alexaだ。作家本人がカメラやマイクで24時間365日間参加者の家と遠隔で繋がる、彼らのニーズを予測して反応できるので、AIよりも優れているーというものだ。AIスマートスピーカーが普及していく中で将来どうなっていくのか、人間の役割はどうなっていくのかという示唆に飛んでいる。彼女の作品はどれも面白かったのだけれど、さらに彼女が面白いのはp5.jsの開発に携わっている点だ。

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Refik Anadol、Closing Partyで発表してくれたメディアアーティスト。もう圧巻の一言。彼は自分の作品を「Parametric data sculptures」と呼んでいるけれど、街のデータなどを視覚的に表現した上でそれを建築物に埋め込んだインスタレーションを発表している。

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Diana Nucera、ラストを飾ってくれたアーティスト。別名Mother Cyborg。Detroit Community Technology Projectのディレクターでもある彼女はデトロイトでのプロジェクトを紹介してくれた。デトロイトでは70%の学校に通う子供が家でインターネットに接続できる環境がない。(モバイル、固定回線の両方ともない)光ファイバーは通っているけれども、貧困地域内では、電気通信事業者は良いサービスを提供しないか、光ファイバーを使える状態にすらしないらしい。そこで独自のインフラを築いて彼らがインターネットに接続できるようにしたそう。

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他にもさまざまな登壇者がいたり、毎晩別の会場で参加者同士が繋がれるイベントがあってとても濃い4日間だった。‪席で隣になった人に話しかけたり、はじめて会った人と一緒にパズルやミニゴルフしたり。‬とても多くのことがあって、すべてをうまく書き表せない。

私が見た登壇についてはNotionにまとめたので、もし興味がある人がいれば。

次世代女性コミュニティ The Potluck を立ち上げた

The Potluck - Notion

RieさんなぎこさんAmiさん と水面下で準備を進めてきた挑戦をし続ける女性のためのコミュニティ The Potluck をローンチした。

ポットラックとは、食べ物などを持ち寄って集まるパーティーのことで、それぞれのフィールドで活躍する女性が集まって仕事だけでなくプライベートなことも相談できる場所作りを目指している。

3年ほど前にRieさんからThe Potluckの構想を聞き、数人のメンバーで合宿をしたのが始まりだ。私がサンフランシスコに引っ越した後、不思議な縁でRieさんも結婚をして引っ越してきた。また、なぎこさんも仕事でサンフランシスコに来る機会があり、本格立ち上げに向けて準備をして、今日ようやくお披露目することができた。 The Potluckの立ち上げの経緯や思いは、Rieさんのブログで綴られている。

The Potluckの活動

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クローズドなコミュニティ

The Potluckの主な活動はSlack上でのクローズドなコミュニティだ。アメリカのコンシューマービジネスやデザインについてリサーチやディスカッションを行っている。これはメンバーがサンフランシスコ、ニューヨークそして東京に居ることで日々新たな情報を収集することができている。また、それぞれ得意な分野が違うため、違う意見が聞けて面白い。私はデザイン面でのリサーチを、他のメンバーはマーケティングやビジネス視点での考察をしている。

また、クローズドなコミュニティだからこそ、仕事の面だけでなく、生きていく上での悩みー健康や人間関係についても相談できる場所になっている。

パブリック

そして今回ローンチにあたってはウェブサイト代わりにNotionを使用した。

The Potluck - Notion

Notionは、私が普段メインで使っていることもあるけれど、体裁を整えるのに時間をかけるよりも、リアルタイムにやっていることを公開できた方が面白いだろうと思ったからだ。今後、私たちが行っているリサーチなどをこのNotionのページやPodcastなどを通じてパブリックに公開していく予定だ。

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ちなみにNotionでは、ページの一番上にある画像と文章がそれぞれOGPに反映されるようになっている。URLが長くなってしまう以外はウェブサイト代わりにとても良いプラットフォームではないかと思っている。

NotionのWorkspaceを使うことで、公開用のページと、管理ページ(Internal)を分けている。Internalには公開前の下書きや、議事録などのコンテンツを置いている。

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メンバープロフィールは、Notionのギャラリー表示機能を使用した。それぞれのプロフィール詳細に載せる項目も共通化されるので、Notionのテーブルは名簿のようなものを作るのにも向いている。

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既にメンバーはそれぞれのブログを持っていたので、The Potluckの活動分野に関連する記事はリンクをまとめるだけにした。リンクを貼ると、タイトルとOG imageを綺麗に表示してくれるところがNotionは良い。

メインビジュアル

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Podcastをやりたいという構想をRieさんから聞いた時、メインビジュアルには私たちの写真が使われていた方が「どういう人が喋っているのか?」というのが伝わって良いだろうなと思い、なぎこさんがサンフランシスコに来た時に3人で写っている写真を使用した。 色については、私たちの興味の対象が「自分たちの衣食住を豊かにする」ものが多かったので、生きている感じのする明るい色が良いなと思いこの色に落ち着いた。 書体も、当初スマートな感じにしたくて探っていたけれど、強さ+気取りすぎていない感じがしたくて、Antique Oliveにした。