灰色ハイジの観察日記

サンフランシスコに引っ越したひきこもりがちプロダクトデザイナー

生理用品のサブスクリプション CORA

生理用品のサブスクリプションが気になっていて、サンフランシスコ発のプロダクトCORAをオーダーしてみた。

広告

「ついに生理用品の広告が青い液体じゃなくて、赤い液体を使った!」みたいなコメントが溢れていて面白い。日本のCMも同様だけれど何故か血の色ではなく、どこも青い液体を使うのがこれまでの表現方法だった。最近のアメリカのスタートアップの広告ビジュアルを眺めていると、方向性としてファンタジーしすぎず現実感があって、誤魔化しすぎない実直な表現、そしてクリーン、でも楽しく!みたいな方向性が多いなと思う。

そしてこの広告にもあるけれど、とてもナプキンが薄いのがCORAの特徴だ。

オーダー画面 

f:id:haiji505:20181204142141j:plain f:id:haiji505:20181204142648p:plain オーダー時の画面。何枚セットかを選ぶのだが、自分の生理の重さと長さによって、何枚セットが良いのかをおすすめしてくれる。Proseもそうだけれど、購入までの体験がきちんと設計されている感じがある。

プロダクト

ところで、実はお目当てはナプキンそのものよりも、このポーチだったりする。

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最初の1ヶ月はフリートライアルで送料の3ドル支払うだけでナプキンのみが届くようになっている。2ヶ月目以降も継続していると、この専用ポーチと保管しておく際のケースが届く。

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HYBRID PADSという生理と尿もれどちらにも対応した製品をオーダーしたのだけれど、本当に薄く、そして羽もないため生理の時には残念ながら不安な感じであった。次回は素直にPERIOD PADSも試してみたい。

創業者の女性2人のインタビューによれば、食べ物はオーガニックに気を使っているのに、ナプキンの成分を気にする人は少なかった。薬局へ行きすべてのナプキンを見たがパッケージから成分が把握できたものはなかった。それがオーガニックのナプキンを開発するきっかけになったらしい。

最近ではスーパーのTargetでも買えるようになっている。ECからスタートし人気が出ると店頭に並び出すというのが流れとして生まれている。これまでのCMで認知を拡大するといったマーケティングとは異なる手法だ。

寄付プログラム

CORAを買うとインドに住む女の子にも同様に生理用品を提供する寄付プログラムがある。日本に居た時は、ナプキンのパッケージを眺めては機能性ばかりを気にしていたのだが、こうして成分だったり、社会貢献に繋がるかどうかが購買の後押しになっているというのがアメリカらしい感じがする。

ちなみに似たサービスでニューヨーク発のLOLAもある。 CORAが海外の人に寄付するのに対し、LOLAはアメリカの低所得者の女性に寄付するという違いがある。女性向けのプロダクトはニューヨーク発のものが多いため、個人的にはCORAを応援しているけれど、次回機会があったらLOLAも試してみたい。