灰色ハイジのテキスト

サンフランシスコで働くデザイナーの日記とか考え事とか

LiBに入社&フリーランス始まりました

退職エントリーを書いてから数ヶ月。
年内は働かないぞ!という意思を持って去年はニートをしていたのですが、年もあけたので働き始めました。

まずは1月頭から、LiBというスタートアップでデザイナーとして働き始めました。
次に、今年はフリーランスとしても働きます。

よくLIGと間違われますが、こちらの会社です↓

複業という2足のわらじ

LiBにはMO(メンバーシップオプション)という、複業も可能な制度があり、("副"じゃなくて"複")2社かけもちの人も多く、その制度を利用して週の何日かはLiBの仕事をしつつ、フリーの仕事もやっていく、という感じです。

前職では常に複数のプロジェクトを並行して担当していましたが、その割合を変えたいというのが今回の転職の動機としては大きな点です。大体3ヶ月サイクルで終わってしまう仕事が多かったのですが、短期的にではなく、長期的に関わるメインプロジェクトとして事業会社に行きたいな、と。 広告代理店や制作会社などの受託会社か、事業会社かというのは学生の時にも悩んだ軸のひとつでした。新卒入社では前者を選んで、さまざまなプロジェクトに関われたのは本当に良かったと思っています。次は集中してひとつのことに取り組んでみたいと思った次第。
一方で受託の良い点は、さまざまなプロジェクトに関わることで、視野を広くもつことが出来た点で、メインのプロジェクトを持ちつつも、他のプロジェクトに関われる割合も残しておきたいと思っています。 そんな時にLiBのMO制度は私にとって魅力的でした。この働き方がどのように作用するかは分からないけれど、働き方自体をデザインする、というのは今年のテーマです。

f:id:haiji505:20160207223357j:plain フリーと会社の名刺。前職に引き続き、灰色ハイジの名刺を作ってもらうことが出来ました。ただ、ユーザーインタビューでユーザーさんに渡す機会があったので、そういう用途だったら本名でも良かったのかも...などと思ったりもしましたが、ここまできたら貫くしかありません。

なぜLiBを選んだか

LiBではLiBz CAREERというキャリア女性の転職サービスをやっています。

f:id:haiji505:20160207233726p:plain:w200:right Facebook広告で見かけて知っていて、「転職ではなく、今後の働き方を考えるきっかけに」というコピーに惹かれて、実はいちユーザーとしてサービスに登録していました。

MO制度も大きいのですが、女性の働き方については自分が女性であることもあってこの数年いろいろ考えている中で、自分自身がターゲットの年齢ど真ん中の時期に、サービスを通して何かコミット出来ることがあるかもな、と思いました。
去年、胃をやられて入院したのですが、あとで周りの女性と会話をすると「私も28、29の時に仕事で体を壊してね」というのを10人中10人が同じことを口を揃えて言っていたのが印象的でした。間接的にでも同じように働く女性を応援できる場所を選びました。

LiBでの仕事

プロダクトチームは私を入れて10人ほどの少数精鋭チームです。デザイナーは私が入ったタイミングで4人になったので、デザインフローだったり、デザインレビューどうしよう、といった体制を整え始めた時期です。今は、新しいサービスの開発チームで、情報設計やUIデザインなどをしています。
この数年はプランナーをしていましたが、LiBではデザイナーをやっていて、手を動かす仕事に戻る、というのも転職のテーマでした。技術的なキャッチアップは制作の現場にいないといけない、という危機感からです。


フリーランスの方では引き続きプランナーの仕事もやっていきたいと思っているのですが、2足のわらじが相乗効果を生めたらいいなと思っています。


2016年もどうぞよろしくお願いします。