AdobeMAX2016はじまりました。初日の基調講演は、40分もオーバーするほどいろんな内容盛りだくさんでした。
詳しい内容は他の方の記事が詳しいと思うので、いちデザイナーとして気になる機能をピックアップしました。
Adobe XD
自分の仕事柄、いま一番関心の高かったものがXD。
今回デザイン系のソフトウェアのキーワードにあがってきたのが「コラボレーション」。特にプロトタイプのようなものだと複数人で作業する場面が多く出てきますが、それがよりやりやすくなるような機能がいろいろ盛り込まれていました。
キャンバス上でインスタンスを変更できる
Sketchをはじめ、さまざまなツールにインスタンス機能はありますが、今回良いなと思ったのは、インスタンスの編集画面に入らなくてもキャンバス上のインスタンスを編集すれば、アートボード上のすべてのインスタンスが変更されることです。
キャンバス上でインスタンスを変更すると全部が変更されるの良い#AdobeMAX #ad pic.twitter.com/YSZWtfTdce
— 灰色ハイジ / Haiji Haiiro (@haiji505) 2016年11月2日
プレビュー機能
Photoshopのデバイスプレビューにあたるものですね。
デモではiPhoneだけではなく、Surfaceも登場。手書き文字で入力できるようです。タブレットや、ペンツールで作業するときに文字入力に切り替わらなくともスムーズに入力までいけるのはいいですね。
ふおー!Surfaceで手書き文字そのまま反映されるの良いなぁ。XDとの組み合わせ良さそう#AdobeMAX #ad pic.twitter.com/c4ulFGzIbA
— 灰色ハイジ / Haiji Haiiro (@haiji505) 2016年11月2日
デザインガイド
XDで特に良いなと思ったのが、デザインガイド周りの機能。
まず、アートボードに使用している色が自動でスタイルガイドのカラーに追加されます。今までPhotoshopなどだと、ブランドごとにスウォッチを管理したりしていましたが、これは便利。
アートボードに使用した色が指導でスタイルガイドのカラーに追加される!
— 灰色ハイジ / Haiji Haiiro (@haiji505) 2016年11月2日
今まで結構アナログに管理してたから嬉しい#AdobeMAX #ad pic.twitter.com/4AW9BqENyz
次に、スタイルガイド側の色を変更すると、アートボードに反映される。アートボードとスタイルガイドは常に同期してるんですね。管理する、という意識がなく管理できるようになるのはかなり作業効率に影響しそう。また、複数人で作業すると、ちょっとずつ違う色になってしまうことが起きたりしますが、これだとそういうミスが減っていきそう。
スタイルガイド側の色を変更すると、アートボード側に変更される!これ使いたい〜〜
— 灰色ハイジ / Haiji Haiiro (@haiji505) 2016年11月2日
複数人でファイル管理しやすそう#AdobeMAX #ad pic.twitter.com/gwq6U0uPrR
最終的にスタイルガイドとして共有することもできます。
色やサイズなどをちゃんと数値として共有するようにできるのは良い。
デザインガイドって今まで別ファイルで作ったり、別のツールを入れたりしてまとめていたので、作業したものがそのままガイドとして自動でまとめられるのは何てスマートなんだろう!って感じですね。素敵。
リアルタイムコラボレーション
クラウド上のデータを複数人で開いて、同時に編集できる。これ待ち望んだ人も多いのではないでしょうか。
Googleなどで同時編集に慣れ親しんだ人は多いはず。それがデザインツールでもできるようになるのはめっちゃいい。
エンジニアだと、ペアプロなどの文化もあると思いますが、それをデザイナーができるようになるのもいいですね。果たしてデザインがしやすくなるのか、意見が別れてうまくいかないのか・・・試してみたいです。
リアルタイムコラボレーション!!同じデザインファイルを複数人でリアルタイムに作業できる!やたー#AdobeMAX #ad pic.twitter.com/gEqtxIwjv0
— 灰色ハイジ / Haiji Haiiro (@haiji505) 2016年11月2日
他のアプリケーションや、さらに詳しい内容は
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