りっすんに寄稿しました、そして後書き / 仕事と私生活、二つの“リモート”を経て感じた「信用の貯金」と「発信」の大切さ

はてなが編集を手がけているイーアイデムのはたらく女性向けのメディア「りっすん」に寄稿しました。

結婚してアメリカと行き来する生活になって、大きく仕事スタイルも変化し... この約2年のことを振り返りながら書きました。記事を書きながらこれまでの不安や悩みがぶわーっと出て来て、まとめるのが大変でした。まだ悩んでることも多く「これ!」と偉そうに言えるものでもないですし...。

途中、原稿を夫に見てもらった時に言われたのが「へりくだりすぎ!自信なさすぎ!」ということだった。東京から離れてから実のところ私は自信を喪失していた。記事の中にも書いたのだけれど、これまで関わってきた人たちと離れて暮らし、仕事の話をする人が身近にいないと不安になるのは、自分の存在そのものが消え失せていくような、そんな感覚で。

だから記事が公開されたところ、共感などの声をたくさん頂けてとても嬉しい...!

頂いたコメントの一部

年齢と信用貯金と向き不向き

今まで請け負った仕事で年齢を記載することはなく、あえて外してもらったものもあります。ただ、今回の内容に関して言えば、この二拠点生活というのは20代のときだったら叶わなかっただろうという実感がありました。だから、現在の私の年齢を書かずに語るのは良い面だけ見せてしまう気がしたので今回は記載することにしました。

信用貯金に関しては、リモートワークで丁寧な仕事を通じて貯めることはもちろんのこと、リモートワークを始める前の貯金が必要不可欠だと感じています。東京に住んでいた時に関わった人たちから仕事をもらうたびちょっとずつ貯金を切り崩しながら、また次の貯金を貯める・・・そんな感じに似ています。二拠点前の貯金をするにあたって20代で培ったことはとても重要だったと思っています。

分かりやすいところで言えば個人の実績はもちろんのことですが、周りでリモートワークを成功させている個人や企業を見ていると、離れる前の関係づくりをみんなうまくやっているなと思います。いきなりリモートで仕事をすることは少なくて、その前に対面での関係が構築してあったり、定期的に会うようにしているなど、そのように工夫しているところが多いのではないでしょうか。特に会社という組織にいると一個人のことに意識を向けることは時折忘れてしまいがちですが、離れてもうまくやっている人たちは人間関係においての当たり前のことに目を向けていると思う。人間関係が苦手という人の方が実はリモートワークには向いていません。

リュック

写真のリュックはどこのだろう、というコメントを何人かからいただいたのですが、サンフランシスコのTIMBUK2です。日本でも買えます :-)

最後に

自分で自分のことを書くというのは難しく、最初に出来た原稿は結構ぐちゃぐちゃだった。悩みがそのまま文章に表れた。原稿を読んだ夫が、私の書いた骨子はそのままに、文章のてにをはであったりを、かなりリライトしてくれた。共著です。ありがとう。