灰色ハイジの観察日記

サンフランシスコに引っ越したひきこもりがちプロダクトデザイナー

アメリカで初めて病院(Kaiser Permanente)に行ってきた

サンフランシスコに引っ越してきて1年が経つというのに、病院にまだ行ってなかった。特に困っていることはなかったのだけれど、アメリカではプライマリードクター(かかりつけ医)を決めておかないと、いざ病気や怪我をした際に診療が受けられないとのことだったので最初のアポをとらないといけなかった。

というのは夫に説明を聞いて、入っている保険のKaiserのウェブサイト経由でプライマリードクターは決めたものの、病院に行けずにいた。

病院になかなかいけずにいた主な理由は...

  1. 最初のアポって何話すの?
  2. そもそもそういった仕組みの流れがウェブ見てもよく分からない
  3. 通訳サービスがあることは分かったけど、どうやって利用するの、当日でもいいの?

日本人のブログも見たのだけれど、妊婦さんの体験記や旅行時の利用では見かけるものの、日常利用での体験記はあまり見つからなかった。たぶん普通のことすぎてみんな難なくこなしているんだろうけど、私にはとてもハードルが高かった...。

そんなこんなで、難しい、面倒くさいとなって放置していたのだが、ようやく重い腰をあげて予約をとって行ってきた。(ウェブからも、アプリからも予約ができて便利)

通訳サービス

結局通訳サービスは事前によく分からなかったものの、受付で「Could you arrange a Japanese interpreter?(日本語の通訳を手配できますか?)」と聞いてみたところ、電話通訳を準備してくれた。事前予約が必要だったらどうしようというのが懸念材料だったけど、当日でもいけてホッとした。

診察室に置いてある専用電話で通訳サービスに繋いでくれて、スタッフやお医者さんとの会話をその電話越しに通訳してくれる仕組み。

簡単な質問には直接英語でやりとりした方が早いけど、専門用語など分からない単語がちょくちょくあるので通訳をお願いして良かった。

ただ、診察室の中だけなので、それ以外のやりとりは最低限話さないといけない。(1年前の自分だったら、それすら難しい英語戦闘力だったので、このタイミングで良かったのかもしれない)

身体検査

受付の人に「physical exam」と言われしばらく待っていると、スタッフの人に案内されて体重と血圧、体温を測った(おでこで測るタイプだった)。

身長は?と聞かれてinchが分からないんだけど...と言うと、cmでもいいよとのことだったので、cmで答えた。自分の身長くらいちゃんとアメリカの単位で言えるようになっておいた方が良いですね。。

Kaiserに来るの初めてだから子宮頸がん検診を受けたほうが良いとそのスタッフの人に言われ、その場で検査日を予約した。

病院に行くだけで次に何をするべきかがすぐに提示されるの良い。

初診

スタッフの人が退出してしばらくすると事前に指名していた先生が入室した。

Kaiserのウェブサイトで事前にプライマリードクターにしたい先生を指名できる。日本人が良かったけれど近くの病院で、新しい患者さんを受け付けている人がまったく見つからなかったので、アジア人英語に慣れている人が良いなと思い、マンダリンも話す先生にしてみた。

何か困りごとはありますか?と問診が始まった。日本だと自分で自分の病状にあたりをつけてその科にピンポイントで訪問しなければならないので、こうした自分の先生を決めて相談できるというのは良い仕組みだなぁと思った。せっかくなので、些細なことでも気になっていることを相談してみた。

また、アメリカでコンタクトレンズをまだ買ったことがなかったので、この病院で眼科検診ができるか聞いたところ、眼科への紹介状をすぐさま出してくれた。

眼科検診

今日すぐにでもOKとのことだったので、初診後にそのまま眼科のフロアへ。行った時は12時過ぎで「先生はランチに出かけていて戻ってくるのは1時間後になるけどどうする?」って言われたので、オンラインか電話で別日に予約することにした。

薬局

初診で薬を処方されたので、同じ建物内にある薬局に。薬を受け取って説明を受ける時に「I don't feel comfortable speaking English.」と言ったところ、「OK 先生から説明は受けた?」と聞かれ、1回に何回飲むのか、など簡単な説明だけ聞いて受け取った。 その薬剤師さんが「わたし日本語1つだけ知ってるの...えっと...ありがとう!」と言って癒やされた。

血液検査

貧血調査のため、血液検査も受けてきた。注射が怖くて不安って言うと「細い針だから大丈夫」と言ってくれて、実際あまり痛くないまま終わった。日本に居た頃、注射後フラフラしたりするので毎回横になってとらせてもらったりしていたので、無事に終わってホッとした。

人が明るい

ところで病院の廊下で、次にどこに行ったら良いか分からなくてウロウロしてると必ず誰かが道案内してくれた。東京で行っていた病院では、常にスタッフの人も忙しそうで表情もピリピリしていてあまり良い印象がなかったんだけど、みんなフレンドリーだし明るくて、今まで頂いたいた病院のイメージとまったく違った。

参考記事

アメリカで医療を受ける際に英語が不安な人向けに、Q&Aをまとめてくれているブログ。