この数ヶ月ずっともやもやとした、憂鬱な気持ちが続いている。コロナで完全リモートワークになって、ほとんど家から出ていない生活が3月から続いているので、その影響もあると思う。でも、ふとそれだけではないような気がした。
2017年〜2018年にかけて、アメリカに引っ越してきたあと、働くことができない期間を1年ほど過ごした。その時も、もやもやとしていたけれど、現地の学校に通ったり、そのときに得たことをブログに書いたりして、振り返ってみれば充実していたと思える。
今は望んでいた現地でのデザインの仕事がある。それなのに、数年前の方が充実していたと感じるときがあるのは何故なんだろう、と考えたときに、私は自分のやったことや成長を、目に見える形で外へと出すことで、充足感を得ていたのではないかと思う。
入社したときからずっとやっているプロジェクトがあるけれど、まだ世の中には出ていない。いくつもプロトタイプを作っては、テストをして直して…ということを繰り返している。世に出ていないことで、自分は何も得ていない、成長していないように感じてしまっているのではないか。でも何もしていないことは当然なくて、学んだことはあるはずなので、もっと途中途中でまとめる作業や振り返りをした方が良いのかもしれない。
このツイートがずっと頭の中に残っている。
凄くわかる。
— 清水淳子 / shimizu junko (@4mimimizu) 2019年9月3日
前職のポートフォリオは、守秘義務 + 壮大なストーリーすぎて未だにまとめられない。
けど、自分の成果や経験が消えたわけではなく、見えないカタチで、日々の私の仕事の中に出汁のように色濃く出て、いい味は出しまくってる。
とはいえ、何をしたのか?わかりにくい悩み。 https://t.co/spuV3PrOot
数年前の働けなかった期間も、ポートフォリオにこれまでやってきたことをまとめたことで、自分がやってきたことを振り返ることができたし、やってきたことが実ったような感じがした。
現在の会社での仕事は、プロダクトがローンチされていないのもあるけれど、上記のツイートにあるように、壮大すぎてまとめるのが難しい。 インターネット上に公開しなくても良いので、毎月どんなことをしたのかを自分の中でまとめると良いのかな。直近、自分はどんなことをやった?というのを可視化してあげたら、少しはこの正体不明のもやもやも晴れるのかもしれない。