子供が2歳になった

子供が2歳になって数ヶ月が経つ。まだ辿々しいけれど、日本語と英語どちらの単語も言うようになった。走ったり、おままごとらしき遊びをしたりしているのを見ると、もう赤ちゃんではないのだなと思う。

2歳くらいを境に、寝かしつけが大変になり、一気に自分の時間が持てなくなった感じがする。今まではクリブに置いたら自分一人で寝てくれたけど、歩き出すようになりクリブを卒業してからは、眠りにつく前にベッドから抜け出してリビングに出てくるようになってしまった。そこで、絵本を読んだりしながら寝かしつけているのだが、いつ眠りにつくのか分からないことに疲れるのと、部屋を真っ暗にするので自分自身も寝てしまうことが増えた。

変わったのは、寝る時だけではない。子供が夕方にデイケアから帰ってきて寝るまで、付きっきりになることが増えた。「ママ、ママ」あるいは「ダダ、ダダ」(夫のこと)と、ずっとくっついてくる。0歳、1歳のときの方が、お世話しなければいけないことは多かったけれど、自分の時間はもう少しあったような気がする。

と、ここまで愚痴を書いてしまったけれど、良いことももちろんある。話せる言葉が増えて、意思疎通もできるようになってきて、子供がいて笑える場面がものすごく増えた。ご飯も大人と同じものを食べられるようになり、週末のお出かけや、年に1,2回ある日本帰国がとても楽になった。赤ちゃんのときは、液体ミルクをずっと持ち運ばないといけなかったことを思うと、お出かけの荷物が格段に減った。

多分、大きくなればどんどん楽になるだろう、と思っていたので、大きくなることで生まれた別の種類の大変さに戸惑っている。これを書きながら思ったけど、「ママ、ママ」とずっと呼んでもらえることなんて、今だけかもしれない。そう思うと、もっと余裕を持って楽しんだ方がいいんだろうなぁ。