灰色ハイジのテキスト

サンフランシスコで働くデザイナーの日記とか考え事とか

2017-11-05 進展した

先月末から一気に状況が一変した。まず応募していた学校からCongratulations!というメールが届いたのだ。早速来週から通うことになるのだけれどそれについてはまた追って報告できたらいいなと思う。連絡のすぐあとは大変喜んだのだけれど、その後これ本当に英語ついていけんのかな。。という不安に襲われた。

今週は、友人がFigmaに週3日ほど通っているというのでオフィスに遊びに行ってきた。

キッチンテーブルがオフィスの目立つ位置に置いてあって、ランチにお邪魔したところ、代わる代わるいろんな人が席についた。おそらく家のリビングやダイニングのように、人がそこで必ず顔をあわせる設計になっているのだと思う。

案内してくれたJustinとランチを食べながら英語と日本語で会話していると、向かい側に座った人に紹介してくれた。スラスラとは喋れなかったけれど、半年前まで本気でHelloとしか言えなかった身としては、2、3個質問をしたり出来ただけでも進歩したような気がする。

夜は来週から行く学校でハッピーアワーがあると言うので行ってきた。AirtableAndrew Ofstadのトークセッションがあったけれど全然聞き取れず意気消沈。 その後、来週から同じタイミングでプロダクトデザインを学ぶ人たちと話した。ニューヨークから引っ越してきた男の人は、同い年だった。喋りが早くて聞き取ろうとするだけで精一杯だったけれど「Sketch使ってる?」「DreamweaverとかFlashってあったよね。別の会社と一緒になって・・・」「Macromediaだ」みたいな会話をした。年が近かったり、似た職業だと全部聞き取れなくても、何について会話しているのか?と予測が付きやすいことに感激した。

何度も聞き直したり、私に合わせてゆっくり喋ってくれて申し訳ない気分になったけど「それで英語以外では何を学びたいの?」と聞かれたときに、そうだ私は何を気にしてるんだ、みたいな気分になった。

英語はツールだ、という話を良く聞くけれど、いまいちアメリカに来るまでよく分かっていなかった。よく分からないくらいには英語と関わってこなかった。でも結局のところ「誰と何を話すの?」っていうことでしかないみたいだ。もちろんそれをスムーズに、そしてより強固にするために英語の学習はしないといけないんだけど、切羽詰まって勉強しなきゃ!会得したい〜〜〜って思うくらいにはモチベーションが出来た。 何かを会得するにあたってそれはツールでしかない、というのはデジタルデザインをやることにも似ている気がする。どれだけソフトウェアを習得したとしても、そこで何を作るかがなければ無価値だ。

31歳を目前にして、気持ちを新たに頑張ります。とりあえず初日までに読むべきドキュメントが大量にあってすでに大変さを感じている...。(Google Documentsが共有されてくるのだけれど、その中にさらに複数のDocumentsへのリンクが貼ってあって軽く迷子になる)