動画は電車の中でのコンテンツ体験として優れていると思った話

ふとFacebookに流れてきたSpotwrightさんの動画。

普段積極的に動画を見る方ではないけれど、何となく見てしまったので、何でかな?と思ったら、「電車の中にいるからだ」と思った。これは何かというと、電車でつり革に掴まっていると、当然片手しか使えない。揺れる電車の中、片手でいろいろ操作するのは正直だるい。
アプリなどでスクロールしたり、スワイプするよりも、こうした動画形式の方が文章が読みやすいことに気付いた。
上記のようにブログに貼り付けてしまうと再生ボタンを押さなければいけないけれど、タイムラインで流れてくるとシームレスにその場で再生がはじまるので、Facebook立ち上げのタップと、わずかなスクロールだけでコンテンツに触れたことになる。

動画メディアやコンテンツで分かりやすいのは、料理やメイクだと思うけれど、こうしたビジュアル的な利点だけでなく、静止画像や文章であっても動画形式は有効なのかもしれない。

最近だと他にもTHE BRIDGEさんが調達ニュースを動画形式で配信している。これも見やすいな〜と思いながら眺めていた。

長らく広告業界に居た身としては、デジタルメディアにおける動画の役割はリッチ化だと思っていたけれど、操作が楽になるという体験もあるのだなと思った。

画像と要点を流し込むと動画形式で吐き出される仕組みをつくって、例えばニュースアプリなどに搭載しても良いかもしれない。
(方法としてはスライドショー形式での吐き出しも良いけれど、動画形式の良いところは他のプラットフォームにもシェアしやすかったり横展開しやすいことかな)