灰色ハイジの観察日記

サンフランシスコに引っ越したひきこもりがちプロダクトデザイナー

サンフランシスコで4日間開催される Art Market San Francisco 2018 の内覧会に行ってきた

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4/26-29までサンフランシスコで開催されるArt Market San FranciscoのPreview Night・内覧会に誘われて行ってきた。いわゆるアートフェアで、国内外のギャラリーが参加して所属しているアーティストの作品を展示販売する催し。サンフランシスコやベリエリアのギャラリーが多かったけれど、ニューオリンズやニューヨーク、ロンドンやそして東京のギャラリーも参加していた。

実はサンフランシスコに引っ越してきてからというもの、こちらのギャラリーをあまり知らなかったので知ることができてよかった。

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色彩豊かな作品が多い

見ているだけで楽しくなれるような色彩の作品が多かった。あまりアート事情に詳しくないので分からないけれど、カリフォルニアのギャラリーが多いからそういったことも関係していたりするのだろうか。

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絵画作品

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Shawn Huckins | We The Peep-Hole (Anna Payne Cutts, Erasure No. 12)

描かれているのは、1800年代アメリカ合衆国下院議員の妻アンナ。The The Erasuresというタイトルの作品で、アーティストの公式サイトを見ると、連作となっている。このモチーフはPhotoshopの消しゴムツールを表現していて、誰もがインターネットで発言力をもつこの時代に、過去の歴史を簡単に消すことができてしまったらどうなるのか、ということを問う作品となっている。作者本人の注意書きにもあるけれど、これは決してPhotoshopじゃなくて絵画である。このような問いを持ちながら、これを表現するために時間をかけて描いていること、筆跡が残ることこそが作者のアンサーなのかもしれない。

写真作品

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James Nizam | Obliquity of the Eliptic

フォトグラファーJames Nizamの作品。あとで調べたところ、バンクーバーで開催されたCapture Photography Festivalのメインイメージのために制作されたものだった。長時間露光によって空間に幾何学模様を浮かび上がらせる作品などを作っていて、写真によって完成することのできる空間アーティストなんだな、と理解した。とても好み。

ポップアート

アメリカだからか、ポップアートもよく見かけた。

素材はなんと日本の消しゴム。懐かしい。これだけの量を集めてすごい。

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Pablo Dona

ライトを使った作品

LEDやネオンを使った作品もいくつか見かけた。

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OnSite Installation

会場にはいくつか大きめのインスタレーションも。

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Kindah Khalidy | Surprise

会場入口に飾られていた作品。同作者の作品はChandran Galleryのブースでも見ることができるけれど、カラフルな色彩と自由なシェイプが目を惹く。カラフルな作品が多かったけれど、特に明るい気分にさせてくれる配色だと思った。

 

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Tahiti Pehrson | The Big Rig

9x8メートルあるこの作品は、手作業による切り絵。繋ぎ目のないこの巨大な紙と、この繊細な手作業がすごい。 引きで撮れなかったのだけれど、公式の写真を見ると、5つの作品が連作になっていて、1つの模様を描いていることが分かる。

インスタレーション

会場で人気を集めていた作品はどちらも花がモチーフ。

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鏡を使っているのだろうか。写真では分かりづらいけれど、とても奥行きがあるように感じられる。

こちらはラルフローレンのシャツを使って作られたBranded Roseというタイトルの薔薇の作品。

どちらも作品の前で写真を撮る人が多かった。そういえば会場入り口ではハッシュタグ #artmarketsf が書かれていた。いまやどこのイベントスポットに行っても見かけるハッシュタグはアートイベントも例外ではなく、作品を広く世に知らしめるためにオープンにしていく。アートというと身構える時もあるけれど、フレンドリーな感じが良かった。値段も手を出せば届く価格帯のものが多かった印象。

ちなみに、奥にある食事スペースでは長蛇の列が出来ていて、それを整備する人もいないため少しカオスだった。その辺は日本のイベントの方がしっかり運営しているケースが多いよなぁと感じる。

大量のビジュアルを一気に見ることができて目の保養になった。あとベイエリアではパーカーにジーンズみたいな人にしか出くわさないので、普段見かけないタイプのおしゃれな人が多くてそれもとても目の保養でした。おしゃれがしたい。

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