灰色ハイジのテキスト

サンフランシスコで働くデザイナーの日記とか考え事とか

笑えるようになった

数年ぶりに会った友人に「ハイジさんてこんなに笑う人だったっけ?」
と言われたことがある。

というのをこの増田を見て思い出した。
海外ドラマばっか見てたらコミュ障が治った

思春期に人と接していないと顔の筋肉というか、表情は確実に乏しくなる。
私は歯を出して笑うなんてことは絶対に出来なかったし、精一杯の笑顔のつもりでもどこか写真を見るとひきつっていたりする。


じゃあこの数年で何があったのか?と思うと、一番大きいのは仕事でミーティングが増えたことだ。会社は平気で10時間とかブレストをするような文化だ。
文化祭の前夜が続くような感じである。(尚、文化祭もあまり経験がないからあくまでイメージだが)


10時間のうちは雑談も多く、笑える話をときおりみんな仕込んでくるため、ミーティングではとにかくみんな笑っている。
こんな環境にいるとどうなるかというと、私も笑わざるを得ない訳である。

面白いかどうか分からない。
でも見よう見まねで笑ってみる、という癖がこの2年くらいでついてしまった。
笑ってみた後に、あれ、いま笑っていい場面だったっけ?とふと我に返ることもある。
でも段々自然に笑えるようになってきたと思う。(たぶんね)


この話がどう増田につながるかというと、人のコミュニケーションが苦手という人は、ますます人と距離をおくため、会話の仕方だったり、笑い方だったりそういうのが分からないことが多いのだと思う。
でも、一度「あ、こういう感じなんだ」というのが分かれば案外平気だったりすると思う。


最近自分の写真を見ると歯を出して笑っている写真があったりして、自分の中では大きな変革だ。