灰色ハイジのテキスト

サンフランシスコで働くデザイナーの日記とか考え事とか

ランゲージエクスチェンジのアプリ(Tandem、italki、HiNative)

アメリカに住んでいるからと言って、英語を話す機会があるかというとそうでもなかったりする。今ではデザインの学校に通ったことでアメリカ人はもとより、第二言語として英語を話すフランス人や中国人の友だちも出来たけど、それまでは完全に人と会うのが怖くて当初はひきこもっていた。

それでも友だちが出来たらいいな、喋る場があったら良いな、との思いで、ランゲージエクスチェンジ(外国語を習う人同士がお互いに教え合うこと)のアプリやサービスをいくつか使っていたことがある。

Tandem

Tandem Language Exchange App | Tandem | Find Conversation Exchange Partners

メッセンジャーライクなUIで、ランゲージエクスチェンジのパートナーを探して会話が出来る。

まず1番良いと思ったのが、自分と同じ性別の人だけを選べるオプションが付いていること。(Only my genderというチェック項目がある)

昔からあるランゲージエクスチェンジのウェブサービスに登録してみたこともあるのだけれど、女性が登録すると、男性からのナンパ目的の連絡が来ることが多かったのでこれは有難い....!

自己紹介を見て、アニメ、アート好きなどの趣味が合いそうな女性に話しかけたりした。私はテキストでの会話しかしなかったけど、ビデオでもコミュニケーションがとれる。

次に良いと思ったのは、添削機能。

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私の書いた英語に、オレゴン州に住む女の子が添削をしてくれた

これまで他のサービスにあった添削機能は、自分でWordみたいに取り消し線を付けたりしないといけなかったのに、Tandemは元の文章を書き直すだけでTandemは自動でやってくれる。

尚、日本語を勉強している人もそのレベルはマチマチで、ローマ字だけか、ひらがなだけ読める人もいるので、日本語で話す場合は人に合わせて書き方を変えていた。相手が日本の文化や日本語に関する質問があった場合に、それについて英語で説明するのは、こちらの英語を書く練習にもなった。

チャットしようとすると自分が主語の「I」で始まる文章を書きがちになるのに対して、何かを説明するのは主語が変わるので良い。あと、意外と日本の食べ物とか説明しようとすると知らなかったりするので、英語でどう表現するかを調べる機会が出来た。

italki

italki italki: Learn a language online

老舗サービス。これまでは英作文の添削とランゲージエクスチェンジのパートナーを探すウェブサービスだったけれど、気付けばアプリが出来ていて、新たにオンラインでさまざまな言語を教えるプロとのマッチング機能にシフトしていた。

でもウェブやアプリの奥の方ではまだひっそり添削機能が残っていたりする。

日記など文章を添削をして欲しい時におすすめ。 早いときだと5分程度で、遅くとも1日程度で誰かが添削してくれる。 私も日本語を学んでいる人の記事を添削したりする。 あと添削してあげると、相手が自分の存在に気付くので添削してもらいやすくなる。互助!

短いフランクな会話の添削にはTandem、日記などのやや長い文章の添削にはitalkiがおすすめ。

HiNative

英語や日本語に関して質問が出来るアプリ。

日本語を学んでいる人の質問に積極的にコメントするようにしていたけれど、Tandem同様、日本語を英語で説明するのはこちらの英語も鍛えられるのが良い。

Hi, Nativeは「この単語を使ったよくある言い回しを教えて」 といった質問のテンプレートがあって、英語に関する質問もしやすいところが好き。

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英語について、英語で質問しようとした時に、それ自体どうやって聞くんだっけ??ってなったりするので、テンプレートがあるのは本当に有難い。

 

個人的にオンライン英会話レッスンみたいなやつはめちゃくちゃ緊張したので、私のように英語初心者が学習をスタートする時は、テキストでコミュニケーションをとるところから始めてみるのは良いのではないかと思う。