灰色ハイジのテキスト

サンフランシスコで働くデザイナーの日記とか考え事とか

SuperAlbumを観察してみた

SuperAlbum

深津さんがリリースした新アプリSuperAlbumを購入してみた。

このアプリは私たちが普段さまざまなwebサービスを利用する上で拡散してゆく写真群をひとまとめにして管理してくれるものだ。

現在対応しているサービスは以下の通り。

  • Twitter
  • Flicker
  • Instagram
  • Facebook
  • Picasa
  • Tumblr
  • mixi
  • 500px

 すべてのアカウントを持っているので、(これら全てのアカウントを持っている段階でいかに普段から画像系のものを散らばって管理していたかが分かるというもの・・・。上記サービスのうち3つ以上アカウント持っている人は今すぐ購入をおすすめしてみる)すべて設定してみた。

このアプリの面白いところは、使わなくなり放置したアカウントの再有効活用出来る点だろうか。最近ではすっかりmixiにログインすることも減ってしまったのだけれど、mixiのアカウントを設定してみたところ、数年ぶりにmixiに保存された写真を開くことになった。

mixiを主に使っていたのは学生の頃だったから、卒業アルバムや学生の頃のプリクラ帳を久々に開く感覚である。

webサービスのアカウントというのは、普段アップロードするなど新たに何かをする時以外はアクセスする機会が生まれない。でもこのアプリのすごい点は利用する場を失ったサービスに再びアクセスする機会を与えてくれた。

 

使い方を限定しない伸び白のあるアプリ


美女うはうは観覧ツール

もう1つ面白いと思った点は、ユーザーによって異なる使い方が出来ること。

私の場合は普段、Tumblrで美女画像を収集しているので(Haiiro (T)umblr)、SuperAlbumは美女うはうは観覧ツールになる。

最近iPhoneには実に多くのアプリが出てきていて飽和状態な気がする。そもそもiPhoneで使える機能は決まっているので、こうなってくると違いを付ける為にどんどんニッチな方向へ向かう。例えばカメラを使ったアプリならば、撮る対象を定めてそのジャンルに特化したものなどが出てきていると思う。人の趣味の数だけカメラアプリは作りだせるだろう。

そうした中にいてSuperAlbumというのは何にでもなれるというか、ユーザーによって使い方が工夫出来るところが素敵である。

 

ソーシャルストリーム

このアプリを利用するにあたっては、このアプリ用にアカウントが発行されるわけではないので、特にソーシャルサービスということでは無い。

でもこのアプリが今どきらしいのは、自分の写真以外にもInstagram等でフォローしているユーザーの写真も表示されることだ。

アプリのインターフェースはシンプルな写真アプリになっていて、標準のカメラロールを使う感覚でアクセス出来る。
自分だけのアルバムを開いている感覚で触っているのに、ふいに友達のアルバムにアクセス出来る感覚があってすごくドキドキした。勝手に友達のアルバムを開いちゃったみたいなドキドキ感。

このドキドキ感は今どきのソーシャル感になっていて、非常に今後の発展が気になるアプリである。

順次他のサービスにも対応していくそうなので目が離せないアプリになりそう。